そろそろ宇宙も電化しませんか?
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ものすごい轟音と、すさまじい爆炎を上げ、煙をまき散らして宇宙へと飛んでいくロケット。なんかどこかで見たイメージと重なるなあ、と思っていたら、そう、SL(蒸気機関車)のイメージでした。
その雄姿がかっこよくて多くの人の憧れを引き付けているというのも事実なんですが、反面、そろそろ轟音と煙もくもくってのは時代遅れになりつつあるんではないかなあ、などと思わないでもありません。そもそもあれって、結構な公害ですよねえ。誰も文句言わないのは、あれが当たり前と思っているからではないですかね?
でもそろそろロケットが、なんだか時代遅れに見えてきませんか?もっと静かに、もっと緩やかに、もっと省エネルギーで宇宙に行きたいとは思いませんか?ということで、宇宙エレベーターです。
前述のとおり、公害をまき散らす(地上から打ち上げられる)ロケットを過去のものにして、スマートでエレガントな宇宙旅行を早期に実現するためにも、そろそろ宇宙エレベーターにつながる基礎研究を本気でやるべき時に来ているんじゃないかと個人的に考えています。轟音とものすごい煙を出して宇宙に行くロケットがSLだとすれば、音も煙も出さない宇宙エレベーターは、電気で走る電気機関車にあたる技術ということになりそうですね。
宇宙開発も、そろそろ電化するころ合いではないかと思うんですけどね。

